RUN ver.3.0を終えて

終演から数日経ってしまいましたが、あらためて。

ご来場いただいた皆様、お力添えいただいた皆様、本当にありがとうございました。

自分的にお座敷コブラの本公演にガッツリどっぷり関わるのは実に8年ぶりなんです。

9畳目公演の「Reverse Play Ground」以来。

今回ver.3.0に際して動き出したのが2017年の秋頃でした。劇場をどこにするか、稽古場のおさえ等々...

2018年に入り春頃からは自分の事業(ウエディング映像)が軌道に乗り始め、おかげさまで忙しくなり嬉しい限り。

出演者のオーディションを開催したあたりからはノンストップな日々で今となってはほぼ記憶にありません(笑)

加えて、年明けに行った15周年のトークイベントの手筈。これはシビれましたね。

映像を別会場に飛ばしてなおかつ中継もすると。

何度も現地に足を運び試行錯誤の日々でしたが、なんとか形になった。

そして、あんな近くでファンの方々と直接お話ししたり接することができる機会なんてなかったから純粋にただ楽しかった。やってよかった。。。

本当に毎日刺激と発見があり楽しく美しい日々だったことは間違いありません。

役者を引退せず、あの場にキャストとして立っていたなら今の気持ちとはまた違った感情になっていたでしょう。

今回スタッフとしてキャストを支え作品を支え、まぁ、ちゃんとできてたかは微妙ですが、自分にとっては大きな経験になりました。この感覚は役者さんには味わえない。

叶わなかったあの夢は形を変えて、今も続いていました。

もがきあがき続けてきた若かったあの頃の日々が正しかったのかなんてわからないけど、あの頃がなければ今の自分は確実にない。

ver.3.0に費やした日々は、実に刺激的で、楽しくて、大変で、そして未来につながる大いなる経験を与えてくれました。

それもこれも、劇場に足を運んでくださったお客様のおかげです。

受付にいる僕に気軽に声をかけてくださった方々、ありがとうございました。

お手紙、プレゼント、本当にありがとうございました。

愛猫のおもちにまでプレゼントありがとうございました(笑)

最終日、「千秋楽おめでとうございます」と多くの方にお声掛けいただき嬉しかったです。ありがとうございました。

この先になにがあるのか楽しみでなりません。

夢を持って東京に出てきたあの頃の衝動だけは忘れずに、次の扉へ。

ありがとう。


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